シントク株式会社

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溶接の仕事に
魅力を感じたから


Q.現在の所属と入社時期を教えてください

溶接課に所属しています。入社は2024年です。前職は材料を扱う会社でアルミの切断などをしていました。

Q.なぜシントクの求人に応募したのですか?

溶接の仕事がしたくて、溶接技術者の求人に応募しました。毎日ではありませんでしたが、前の会社で使っている機械の修理で溶接をすることがありました。それがすごく面白かったんです。溶接の仕事に魅力を感じていました。前職でアーク溶接の安全作業の資格は取りました。溶接に関する知識は少しだけありましたが、本格的な溶接作業はシントクが初めてです。

Q.実際に溶接を職業にした感想は?

体力的には結構キツいです。中腰姿勢での作業時間が長かったり、重いものを持ったりするので、腰に負担がかかります。溶接作業は工作物次第です。1日で終わるものもあれば、複雑なものになると、数日にわたることもあります。

Q.ひとりの溶接技術者で、ひとつの工作物の溶接を担当するのですか? それとも複数人で共同作業となるのですか?

基本的にはひとつの工作物をひとりが担当します。ただ、納期が迫っていたり、工作物が20〜30台になるような“量産もの”だったりすると、数名で一緒に作業します。


Q.すでに資格を取られている「アーク溶接」と、現在の溶接は違うものですか?

まったく違いますね。前にやっていた「アーク溶接」は棒が出てくる「棒溶接」なんです。それに対して、シントクの溶接はワイヤーが出てくる「半自動溶接」なんです。

Q.溶接でもまったく種類が違うものなんですね。つまり、シントクで習得されている溶接技術は初めてということですね?

そうですね。未経験の溶接作業は、最初に先輩にやり方を見せてもらってから、同じように作業をしながら覚えます。もちろん、自習で覚えることもあります。今はファブリギアで溶接するパイプに番号が振ってあるので、作業手順などは、かなり分かりやすくなっていると思います。溶接の跡のことを「溶接ビート」と呼びます。上手な人はキレイに揃うんですが、始めた頃の私は、溶接ビートが乱れてガタガタでした。真っ直ぐにならないんです。最近は溶接ビートが揃ってきました。「上手になってきたかな」「技術が上がってきたかな」って思えた時は楽しくなります。また作業が見積時間内に終了できた時も、「前より良くなっているな」と思います。

Q.溶接作業は時間が決められているんですか?

そうです。「この部品は、これくらいの時間で作業しなければならない」という目安が決められているんです。始めた頃は、時間内にできないことがほとんどでした。時間内に作業が終了するとすごく達成感があります。溶接課長が決めた時間内に作業を終わらせることが目標です。これがなかなか難しくて、今でも達成できないことがあります。時間内に作れないと計算上は「赤字」です。溶接技術者の生産能力はすべて数値化されているんです。キレイな溶接ビートを残して、基準時間内に作業が終了した時が一番うれしいです。


Q.溶接技術は国家資格がありますよね?

はい、先日、私も試験を受けました。JISの初級資格です。国家資格の取得は、やはり励みになります。資格を取るために、実技練習や学科の勉強をします。新しい発見がありますし、知識も身につきます。溶接技術者としてのレベルアップにつながると思います。

Q.シントクの溶接技術者は何名ですか?

10名です。溶接技術は人それぞれなんです。先輩からやり方を学びますが、人によって違うので、自分自身で見極めて「自分がいいな」と思ったやり方を取り入れるようにしています。というのも、誰かに言われたことだけをやっていても、溶接の仕事はうまくならないんです。自分で勉強しないと成長できません。

Q.どうしてですか?

溶接は歪みが出たり、最終的な寸法が合わなかったりするものなんです。ただ、溶接のやり方次第で、そうした問題は抑えられます。組み立ての順番でも結果が変わります。同じものを溶接するなら、前回のやり方がそのまま使えますが、初めてのものを溶接する時は、やはり経験がものをいいます。溶接が原因で、後工程の作業がやりにくくならないようにしないといけないんです。仕事の経験が生かせた時にやりがいを感じます。シントクの溶接課は熱心に技術指導をしてくれます。溶接技術者になりたい人にはいい職場です。初心者でも大丈夫です。


Q.休日はどんなことをしていますか?

DIYが好きなんです。元々はキャンプが好きで、木材で椅子やテーブルなどを自分でつくりました。カッコいいキャンプ用品は金属が使われていますよね。金属を扱う技術がないと自作できないので、溶接を覚えようと思いました。家を建てた時も自分でテーブルの脚を溶接しました。テーブル脚の角度が金属溶接でないとできない角度だったんです。お店で買えばいいのかもしれませんが、自分でテーブルを製作したかったから(笑)。

Q.趣味が講じて選んだ職業だったんですね(笑)。家に帰ってからも溶接ですね。

平日はもういいかな(笑)。